Object¶

Overview¶

オブジェクトについては基本的に RBasic(基本構造), RObject(クラスを実体化したもの。インスタンス変数をもつ)、 RFiber(ファイバー。コンテキスト情報をもつ) の 3 種が存在する

Details¶

共通のデータ構造¶

#define MRB_OBJECT_HEADER \
  enum mrb_vtype tt:8;\
  uint32_t color:3;\
  uint32_t flags:21;\
  struct RClass *c;\
  struct RBasic *gcnext

tt
- 型情報
color
- GC に関する情報・・・のはず
flags
- 後述
c
- クラスの詳細な定義情報へのポインタ
gcnext
- GC に関する情報・・・のはず

RBasic¶

共通のデータ構造のみメンバにもつ

struct RBasic {
  MRB_OBJECT_HEADER;
};

フラグ¶

MRB_FLAG_IS_FROZEN
- 変更禁止
MRB_FLAG_IS_PREPENDED
MRB_FLAG_IS_ORIGIN

RObject¶

追加でインスタンス変数テーブルをメンバにもつ

struct RObject {
  MRB_OBJECT_HEADER;
  struct iv_tbl *iv;
};

APIs¶

mrb_obj_is_instance_of(mrb_state mrb, mrb_value obj, struct RClass c)¶

obj が c クラスのインスタンスである場合 true を返す